44モデルカートリッジ「J44D」「J44A 7」

2021-04-20

「J44D」「J44A 7」はSHURE社製カートリッジの復刻モデルです。
M44G・M44-7同等の仕様になっております。
SHUREのレコード針N44G・N44-7にも対応しております。

家庭や室内でのリスニング向きのモデル、DJプレイに特化した仕様のモデル、さらにクラブなどの暗闇でも光るモデルがあり、全6種類のラインナップを用意いたしました。

ラインナップ

J44D IMP NUDE」JICO製交換針N44G IMP NUDE装着
J44A 7 IMP NUDE」JICO製交換針N44-7 IMP NUDE装着
SHUREの純正N-44Gに則った針カバー付きのモデルです。家庭や室内でのリスニング向きの仕様になっております。

J44D DJ IMP NUDE」JICO製交換針N44G DJ IMP装着
J44A 7 DJ IMP NUDE」JICO製交換針N44-7 DJ IMP NUDE装着
DJ用に特化したモデルです。ハードなスクラッチでも針飛びしにくいのが特長です。

J44D AURORA IMP NUDE」JICO製交換針N44G AURORA IMP NUDE装着
J44A 7 AURORA IMP NUDE」JICO製交換針N44-7 AURORA IMP NUDE装着
DJ用に特化したモデルです。ハードなスクラッチでも針飛びしにくいのが特長です。
さらにクラブなどの暗闇でも光る仕様になっております。

リスペクトを込めて。

本カートリッジは2018年、SHURE社がフォノカートリッジ生産終了のアナウンスしたのをきっかけに、SHURE社撤退後の穴はJICOが埋めるだろうという声が多くなったことで開発に踏み切りました。
そのため「現存するSHURE社44モデルの純正交換針弊社の交換針をそのまま使えるカートリッジ」となっております。

SHURE社をリスペクトし44モデルを愛好されている方々に向けて、これからもJICOが存在する限り、44モデルカートリッジ及び交換針を作り続けます。
外観だけを似せた安直なモノづくりは決してせずSHURE社の”モノづくり”をリスペクトし古き佳き”過去”を研究・開発し続けます。

<ご購入いただいたお客様へ>
お買い上げいただいた方アンケートにご協力いただき、忌憚のないご意見をお聞かせ願えますと幸いでございます。
アンケートURL https://forms.gle/8CYh9fjSXQfnzPxp9

J44D

J44Dは、定位感がしっかりしたサウンド。
スムーズな広がり感のある、立体的なサウンドを奏でます。
M44G同等の仕様で、SHURE社製のレコード針N44Gにも対応しております。

【製品仕様】
再生周波数範囲:20Hz~20kHz
出力電圧:5.0mV~8mV
負荷抵抗:47kΩ
直流抵抗:約800Ω
チャンネルバランス:1.5以下
チャンネルセパレーション:20db
カートタイプ:MM
カンチレバー:JICO Type S
チップサイズ:0.7mil
針寿命:約200時間
自重:約5.6g(針含む)

J44A 7

J44A 7は、音楽性が豊かで躍動感のあるサウンド。
J44Dにはない迫力ある低音は、芯のしっかりしたサウンドを奏でます。
M44-7同等の仕様で、SHURE社製のレコード針N44-7にも対応しております。

【製品仕様】
再生周波数範囲:20Hz~20kHz
出力電圧:5.0mV~8mV
負荷抵抗:47kΩ
直流抵抗:約800Ω
コンプライアンス:L8.5 / V7.8
チャンネルバランス:1.5以下
チャンネルセパレーション:20db
カートタイプ:MM
カンチレバー:JICO Type S
チップサイズ:0.7mil
針寿命:約200時間
自重:約5.6g(針含む)

オリジナルに近づける努力。

 

 

 

44モデル開発インタビュー
取締役社長 仲川 幸宏

 

今回開発しようとなった経緯は?
仲川:元々は、2018年SHURE社がフォノカートリッジ生産終了のアナウンスが突然飛び込んできたところからスタートしました。
その後、日が経つにつれ周りの方々から「44のカートリッジ 作ってよ」「44のカートリッジ作るんでしょ」「44の交換針を作っているんだから」などなど、なぜかSHURE社撤退後の穴はJICOが埋めるだろうという風潮というか、声が多くなったことで開発に踏み切りました。

どこにこだわりを持ちましたか?
仲川:まずは、フォルムを同じにすること。次にスペックを同じにすること。
そして何より”遜色の無い音”にするところです。
多くの純正カートリッジをかき集め、ヨークやコイル、ポールピースなどの部品を徹底的に分解、分析、データ取りなど考えられることは全てしました。
44独特の”音質”に関しては、相当こだわりました。

今後の展開については?
仲川:JICOの音の探求をします。基本的には、その探求に必要な製品を開発していきます。
また、それと並行して”アナログレコードを楽しむ空間”をプロデュースする製品、例えば「あれば嬉しい製品」「あれば愉しい製品」「ありそうで無かった製品」などを研究・開発し製造していきます。

今後ともJICO Web Shopをご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

<Review>

●DJ KEN-ONE氏
『針飛びに関しては今まで通り問題なし!同じ形だしね!
音質に関してですが、自分は今までM44Gの本体にJICOさんの蛍光タイプの交換針を付けて使用していたのですが、やはり今回試したJ44A-7はSHUREのM44-7を意識して作られただけあって、中・低域の音がモコっと強調される印象。(迫力重視型)』

●dj honda氏
『針飛びもなく、硬さも申し分ないです。』

●DJ RENA氏
『DJプレイ、スクラッチする場合は、高音質で針飛びが少なく、その上針が軽いので、とても優れた針だと思います!
ボーカルが聴こえやすくなってて、DVSとの相性も良かったです。』

●DJ 諭吉氏
『ここ数年間に関しては、コンコルドタイプの針を使用していましたが、ターンテーブルを購入したばかりの当時はSHURE M44-7を愛用していました。
今回はそのSHURE製品に代わるものとの事でしたので、とても懐かしく感じました。同時に最大の魅力であった針飛びの無さに改めて驚き、すぐに馴染みました。
アナログターンテーブリストにはぴったりです。
音圧も高く、まさに「安定」しているモデルかと思います。』

●DJ BUNTA氏
『針飛びも少なく、音質や音の立ち上がり等、非常にバランスの取れた仕上がりとなっております。
慣らし運転が終わるまでは多少針は飛ぶかもしれませんが慣れてくるとしっくりきます。
ヘッドシェルとリード線との組み合わせで更なる音質向上も期待出来そうで、どういう風にしていくはユーザー次第ですね。
僕もじっくり使っていきたいと思います。』

●DJ SYUNSUKE氏
『ドシッと芯のある感じの音がかなりよかったです。
特に昔ながらのBOOMBAPのHIPHOP、Jazzなどをレコードで聴かれる方にはかなりいいのではないでしょうか。
自分はイベントやDMCなどでHIPHOPを使ってPLAYする事が多い分、スクラッチや2枚使いしても出音がかなり映えると思いました。
最近の808をベースとしたサウンド等もデカい音で流したら気持ちいいだろうな、と言った印象です。
特にSHUREを以前から使ってるユーザーの方には持ってこいの商品ではないでしょうか。』