JICOが聴けるステキなお店#5 響屋

2023-09-22

JR尼崎駅南口から5分ほど歩いたところにあるJAZZ BAR 響屋。
2004年4月にオープンし、ご夫婦でやられているお店です。

おふたりともジャズが好きで、知り合ったのも大阪のジャズバーだったとか。
ご主人は尼崎出身で、もともとジャズバーができるような土地柄ではなかったようですが、
結婚前からやりたいと思っていて、ここの物件は奥様が見つけてきたそうです。

お客さんは40〜50代がメインで、20代のお客さんも来るとのこと。
常連さんのなかには千葉や茨城から毎週のように来られる方もいるそうです。

皆さんお酒好きで1人でやってきてはお酒を嗜んでおられるそう。
「お酒をおいしく飲めるおつまみとして良い音楽を聴いてもらえればなと」とご主人。

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アイスコーヒーはご主人のオリジナル

レコードは2,500枚ほどあり、ジャズはもちろん、ロックやポップ、ソウルも好きで、
ラックには多くのレコードが収納されています。

スピーカーはKLIPSCHを使っています。
「あまりメジャーなスピーカーではないが、60〜70年代の作りでアンプとの相性も良かった」と。

KLIPSCHのスピーカーが入る物件をまず探し、
スピーカーやレコードに合わせてラックを作ったためお店にぴったりのサイズになっています。

ちなみに、中央に置かれているコントラバスは、
専門で取り扱っているお客さんから譲り受け、今ではお店のアイコンのひとつになってます。

スピーカー:KLIPSCH
プレーヤー:トーレンスTD320MK2
パワーアンプ:マッキントッシュ240
プリアンプ:マッキントッシュC41

カートリッジ:SHURE V15typeⅣ

M44やオーディオテクニカのカートリッジを使っていたこともあったそうですが、
V15typeⅣが出た当時に購入し現在まで使われています。

交換針はJICO製のものをご使用いただいております。
「純正の針がなくなってしまったのでJICOのを使い出しました。SHURE製のものと違和感なく使えています」
と評価していただきました。

レコードの魅力を伺うと、
「やっぱり音ですね、デジタルにはないアナログの音をスピーカーから出して、耳だけでなく身体全体で音楽を楽しめる」


最後にせっかくなので黒柿/牛殺/聴色の3種類を試聴していただきました。

黒柿:やわらかい音でしなり感がある、SHURE製と比べ長時間聴くのに向いている
牛殺:ボーカルに向いていて、ツヤ感がある
聴色:バランスが良く、ナチュラルで違和感がない、奥様は一番好みでした


店名は”音が響く” ”会話が響く” そして”和”のイメージを合わせて付けられました。
その名の通り、心地よい音楽が聴こえ会話が弾む、そんなステキなお店でした。

響屋
〒660-0803
兵庫県尼崎市長洲本通1-16-21
https://maps.app.goo.gl/g2p4RuVYs3qigtNq6
TEL:06-6481-1161
営業時間 18:00〜0:00(月曜定休)
Instagram @hibikiya

このコーナーでは JICOのカートリッジ/レコード針をお使いのお店を紹介させていただいております。
自薦他薦を問いませんので、どうぞお気軽にご応募くださいませ。