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SASシリーズについて

SAS(Super Analog Stylus)当社独自の高品位&長寿命モデル
当社独自のレコード針であるSAS(Super Analog Stylus)は、特殊な先端形状によって音溝と針先の線接触を実現し、同時に音溝と針先の摩擦を低減するという、二律背反する条件を実現したレコード針です。
高音及び低音の再現性に優れ、更に長寿命化約500時間を実現しました。

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SASは天然ダイヤモンドの単結晶から丹念に選別されたものを使用しています。
アナログレコードの生産にはマスターディスクが必要ですが、マスターディスクは専用の旋盤によってカッティングされます。そのカッティング用旋盤の針先を模して、SASシリーズのチップはレーザーカットされています。
これにより、SASチップは音溝の最深部まで届き、通常の針では拾えない音まで拾い出します。音溝との接触面積が大きくなるため、広い周波数帯域で忠実な音を再現できます。

幅わずか数ミクロンの特有の針先形状が、音溝の壁面に加わる余計な圧力を弱め、不均質な摩耗が引き起こすひずみを軽減します。
さらに、磨き上げられた針先が、レコードと針自身の寿命を伸ばしてくれます。

各カンチレバーの特徴
SASシリーズは異なる素材のカンチレバーを3種ご用意しております。
素材により再生音の特徴が変わってまいりますので、以下をご参照ください。

SAS/B
カンチレバーにボロンを使用しており、クラシックなどの繊細な音の再現が得意です。
アルミカンチレバーよりも忠実にレコード溝の情報をトレースが可能。

低密度、高ヤング率で、音の伝播速度はアルミニウムの2.6倍です。
上記の特徴により、ボロンカンチレバーは一般的なアルミカンチレバーに比べ、より正確に音溝の情報を拾いだすことができます。

SAS/S
カンチレバーにサファイアを使用しており、剛性が高く、アナログレコードに刻まれた音の再現性がより高まります。
通常のアルミカンチレバーに比べてひとつひとつの音がはっきりとし、特にボーカルがクリアになります。
ボロンタイプ(SAS/B)に比べるとハイレゾ系の音に近いような印象です。

SAS/R
カンチレバーにルビーを使用しております。
サファイアの特徴に加え、先に向かって細くなっていくテーパーカンチ仕上げになっております。そのため、針先の移動質量が小さく抑えられ、細かく正確に振動することでレコード溝の情報を忠実に再生することができます。
ボロンタイプ(SAS/B)に比べると、音の響きがより深くなり、生演奏の録音などは目の前に奏者がいる様な印象です。

こだわりの内部構造
針先に伝えられた振動を逃さず再生するためにカンチレバーをモビールのように一点で支える特殊な構造です。
通常のカンチレバーはこのシステムが無いため、カンチレバー全体で振動を受け止めてしまいます。

特殊形状のマグネット
One Point Tension Wire Systemの性能を最大限に引き出すために、一般的なレコード針には使用されていない特殊形状のマグネットをカンチレバーの中央にマウントしています。